失火カウンターとは?仕組み 活用方法を解説【整備士向け】

雑学、ネタ

どうも こんにちわ今回は自動車の点検整備に近年よく使われる失火検出(失火カウンター)についてまとめてみました。

・失火カウンターってなに?
・失火カウンターを使った点検活用方法とは?

 

そんな疑問に整備士歴10年以上の一級自動車整備士の私が解決すべく記事にまとめてみました。

失火カウンターとは?

近年の車には失火検出機能(失火カウンター)が付いている車両があります。

失火カウンターを簡単に説明します。失火カウンターとは各気筒ごとに失火をしているかどうかを診断機で判断することができる項目です。

 

失火カウンターの仕組み

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失火カウンターという名のセンサーがあって失火数を計っている・・・わけではありません。(私は最初この仕組みだと想像していました笑)

失火カウンターの仕組みとしては、クランクポジションセンサー、カムポジションセンサーで各上死点付近のエンジン回転速度を検出して、回転速度の情報をもとにコンピューターが各気筒ごとの失火をしているかどうかを判断して数値化しています。

検出している理由は失火を判断することで排気エミッションの増加を防止し、触媒の熱劣化を防ぐ為です。

失火カウンターが、一定期間内に一定の回数を達すると異常と判断し警告灯を点滅、点灯させます。(2トリップ)

失火カウンターを使った点検活用法

 

失火カウンターは故障探求にとても役に立ちます。

特にエンジン不調の故障探求時に役立ちます。いくつか例をだして紹介します。

 

単気筒の不具合か全気筒不具合かの判別

エンジン不調時に単気筒の不具合なのか、全気筒の不具合なのか、をデータモニターの失火検出(失火カウンター)を用いて把握することができます。

もし単気筒の不具合ならば該当気筒の失火カウンターの数字があがり、全気筒ならば全気筒の失火カウンターの数字があがることで判別することができます。

 

パワーバランスチェック

上記の単気筒不具合の場合、失火カウンターの数値を確認しながらパワーバランスチェックを行うことで制度の高い点検を行うことができます。

仮に1番シリンダに失火が起きているとして、正常な2番シリンダと不具合の可能性があるであろう部品(イグニッションコイル、スパークプラグ、インジェクタなど)を交換することで失火カウンターの数値が1番シリンダから2番シリンダへ移った場合不具合部品を特定することができます。

まとめ

今回は失火検出(失火カウンター)についてまとめてみました。

車種によっては対応していないので注意が必要ですが(トヨタ車ならばJOBD-Ⅱ対応時に適応)適応していれば点検に役立つことがたくさんありますので参考にしていただければ幸いです。

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