【必見】安く車検をする方法を整備工場運営1級自動車整備士が詳しく解説

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雑学、ネタ

どうもこんにちわ 今回は安く車検をする方法を自動車整備工場を運営している一級整備士が車検を安くする方法を経験、実体験を踏まえて解説をします。

・車検を安くする方法は?

そんなお悩みを現在自動車整備工場運営、過去にディーラーにて入庫台数が一番多い店舗でメイン自動車検査員の経験がある整備士歴10年以上の私が経験、実体験を踏まえて解決へのお手伝いをします。

【前提】車検を安くする方法について

まず前提として私は自動車整備士です。

自動車整備士目線としては車をより安全に長く乗っていただくために車検整備を行っています。

極論を言ってしまえば。一番車検を安く済ませるには点検整備を何もやらずに車検整備を通す(ユーザー車検)が一番安くなります。ですが、車検を安く済ませたとしても点検を怠ったことによって起きる故障、修理にかかる近未来の費用、安全性が確保できていないところを考えると、整備士である私の立場ではおすすめできません。

よって今回は、しっかり点検整備を受けることを前提として車検を安くする方法を解説します。

車検を受ける前に・・


車検を安くするという点で予備知識として抑えておきたいのが車検時にかかる税金の重量税

重量税はエコカーの新車購入から一定期間は安くなります。逆に新車から13年経過時、18年経過時に重量税は高くなります。

つまり年数が経過するごとに車検費用が高くなるのです。

小型車(車両重量1,500kg以下)を例にすると13年経過する前は車検時の重量税が24,600円。13年経過すると9600円アップの34,200円。さらに18年経過すると37,800円となり13年経過前と比べると13200円も上がります。

表を作ってみたので参考にどうぞ

車両重量エコカー
(免税)
エコカー
(本則)
13年未満13年経過18年経過
軽自動車5,0006,6008,2008,800
~1,000kg以下10,00016,40022,80025,200
~1,500kg以下15,00024,60034,20037,800
~2,000kg以下20,00032,80045,60050,400
~2,500kg以下25,00041,00057,00063,000

何が言いたいかというと経過年数が経つと車検費用が上がります。つまり車検費用を抑えるという目線では減税が効くエコカーに乗り換えるというのも一つの考え方ということが言いたかったです。

費用だけで考えれば乗り換えた方が金額は大きくなりますが自動車税、燃料費などの維持費も視野に入れて考えるとありかも?という考え方が生まれるかもしれません。

重量税が上がるようなタイミングで経年劣化などで整備費用がかさみトータルの車検費用が過去最大に!?なんてこともよくあります。

安く車検をする方法

安く車検を受ける方法について解説を行います。

ユーザー車検を受ける

ユーザー車検は点検整備費用、完成検査費用など整備にかかる費用が一切かからないので金額面だけでみれば一番安いです。

仮に車検に合格しても現状、車検場で診る項目に適合しているだけであって安全に次の車検まで乗れるということではありません。

ユーザー車検を受けたあとにバッテリーが上がってしまった。ブレーキパッドが0ミリ。ベルトが切れてしまったという修理を承ったことがあります。

リスクも理解してでも安さ最優先!という人にはユーザー車検が良いかと思います。

ユーザー車検を受けるかもという人向けに記事を書いています。良ければ覗いていてみてね♪

指定整備工場で車検を受ける

自動車整備工場には、整備工場の中に完成検査場があり工場内で車検が受けられる指定整備工場、車を陸運支局へ持ち込み車検を通す認証整備工場の2種類があります。

指定整備工場で車検を受けると認証工場に比べて印紙代が数百円安いです。

たかが数百円、されど数百円。まぁネタ程度に覚えておいてください笑

メンテナンスパスポートに加入する

これはディーラーで車検を受ける時に安くする方法です。

ディーラー車検とは・・
一般的にディーラーの車検は点検、整備にかかる費用が高めに設定されています。しかし、メンテナンスパスポート制度、保証、情報量、専門的技術などの強みもあります。

私自身ディーラーで8年間働き大型店舗のメイン検査員を2年間務めた経験から車検を安くする方法を解説します。

・メンテナンスパスポートに加入する
お店にも若干内容の違いはありますがメンテナンスパスポートに加入すると加入時に料金を先払いすることで車検時にかかる点検料、検査料、油脂類が大幅に安くなります。
私自身も車検を安くしたいと事前に相談された時にメンテナンスパスポートを促進し加入していただいた経験がたくさんあります。

ディーラーに車検を受ける予定がある人は半年前(会社による)以前ならばメンテナンスパスポートに加入できますので是非ともかかりつけのディーラーへ相談してみると良いと思います。

参考リンク

ガソリンスタンドで車検を受けて特権を利用する

車検を受けるとガソリン代〇円引きなどの特権があるガソリンスタンドで車検を受けることで直接車検の費用が安くなるわけではありませんがガソリン代を抑えることができます。

民間整備工場を利用する

一般的にディーラーより車検料金が安いとされている民間整備工場を利用することでディーラーと比べて車検整備費用を抑えることができます。

私自身民間工場を運営していますが最寄りディーラーの車検費用の見積もりと比べても同じ内容で約1万円ほど安く車検を受けることができます。

さらに外車や高級車などはディーラー車検の価格が跳ね上がるので民間整備工場を利用すると格段に安くすることができます。過去の話をすると外車をディーラーで約25万円の車検見積もりを出されていた車を私の工場では15万円以下で車検を行えました。

車検を安くする方法として民間整備工場を利用するのは一つの手だと思います。

ここで民間整備工場を運営している私から言えることは民間整備工場の整備士は技術レベルの差が大きいです。1級整備士がドン引きするレベルのマニアックな知識、技術をもつ人や、正直よくそのレベルで運営できているね?という人までいます。

信頼できる整備工場さんをみつけることが大切です♪

まとめ

今回は整備士目線から見ての車検をする方法というテーマで書いてみました。

整備士としてまず第一に安心安全にカーライフを過ごせるための車検ということをお伝えしつつ参考にしていただければ幸いです。

車検を安く受けてみたいと思っている方に一つアドバイスをさせてください。
車検の価格は結局はお店によって異なるのでまずは最寄りの車検料金を比較して設定料金が安い整備工場を確認してみると良いです。こちらから車検ができる整備工場を地域ごとに検索ができてさらに参考車検価格知ることができます。
参考車検価格を調べてお得に車検を行い安心安全なカーライフを過ごしてみてはどうでしょうか?

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