1級整備士の資格は取得した方がよいのか?メリット、デメリットを一級整備士目線で解説

1級整備士試験

どうもこんにちわ 今回は国家一級整備士を取得者である私が1級整備士の資格は実際に取得した方が良いのか?

という点を、私個人的な意見考察を交えて解説をしていこうと思います。

 

これから整備士を目指しているけど一級整備士まで目指した方がよいの?
1級であるメリット、デメリットが知りたい

 

整備士歴10年以上で働きながら1級整備士資格を取得した私が、一級整備士のメリット、デメリット、資格取得をしたほうがよいのかについて解説をしていきたいと思います。

国家一級整備士という資格は実際問題取得したほうがよいのか?

 

結論から言いましょう!!

個人的には絶対取得した方が良いと思います。

理由は知識面、金銭面、客観的な立場、が2級整備士に比べて大きく向上するからです。

この取得した方が良い理由・・メリットの部分を解説していきたいと思います。

 

一級整備士を取得する際のメリット

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上記であげた知識面、金銭面、客観的な立場の3点を深堀して解説します。

 

知識面

 

一級整備士を取得するにはまず筆記試験を突破しなければなりません。

この筆記試験を突破するために膨大な知識を頭に入れて理解をする必要があります。

中には現場で一生使わないような部分もありますが、それ以上に現場で必要となる知識を得ることができます。

個人的には故障探求の方法法令あたりが知識面で特に役に立ちました。

一級整備士の筆記試験は、回路図をみて設問で、

△△に電圧がこない場合〇〇の故障が考えられる

といった回路図の正常の動き、故障した場合の電気の流れを理解していないと解けな問題が複数出題されますので筆記試験を合格するためには、この故障探求のスキルが身に付きます。

このスキルは応用がききやすく現場でも生かせることが多いです。

法令に関しても当時、一級自動車整備士の筆記の法令問題はどちゃくそ難しく(最近はそうでもないかも)、部分点も存在しているため、片っ端から暗記をしました。どこから出題されるかわからないという危機感から必死に勉強をしました。

おかげで検査員として仕事をしていた時も法令に関して基礎を理解しているのでほぼ困らずに検査員業務をこなすことができました。

他にも口述試験、実技試験でも整備士に必要となる知識をたくさん得ることができるのでこの知識面は1級整備士を取得する際のメリットになりうると考えます。

 

金銭面

 

次のメリットは金銭面です。

これは資格を持っている人の仕事環境で全然変わってくるので一概には言えません。

まず私自身の話をすると、私としてはこの金銭面のメリットは基本ありません。

なぜなら自営で仕事をしながら資格取得をした為1級をとったからといって給料が上がるということはないからです。

しかし、以前勤めていた会社では1級を取得すると取得時に20万円、月の資格手当が5千円増える制度が取られていたと記憶しています。

まわりの会社の話を聞くと、取得時30万円、月々1万アップや月3千円アップのみなどと幅はあれど、勤めていれば資格を持っていることで給料があがることがほとんどです。

よって金銭面が上がるのでメリットとなりうると考えます。

 

客観的な立場

 

私が1級整備士と資格を欲した理由はほぼこれです。

お客様や同業者からの目線が変わるという点です。

具体的には、お客様からの信頼を得られやすくなります。お客様は資格の内容はあまり理解していませんが1級という数字の響きだけですごいと感じてくれます(個人的意見も含)

 

例えになるか分かりませんが、私は1級建築士がどういう資格で何ができる資格かは知りませんが1級建築士の人に頼んでおけばとりあえず大丈夫だろうと感じてしまいます笑

この1級に任せておけばオッケー的な風潮を利用してお客様目線の安心や信頼を確保することができます。

同業者に関しても、皆私より年上の人がほとんどですが基本舐められませんし一目置かれることが多かったです。1級を持っている整備工場が少ないので、1級整備士がいる整備工場として名刺のような役割を果たしてくれます。

 

個人的に1級を取得して1番よかったと感じる瞬間は、客観的な目線が変わり優位な立場に立つことができて仕事がやりやすくなるところですね。

 

この理由だけでも1級を取得して良かったと感じます。

メリットだけでは信ぴょう性にかけると思ったので私が考えるデメリットも書いておきます。

 

一級整備士を取得する際のデメリット

 

2級で全てこと足りる

 

1級整備士が少ない理由・・それは2級をとることで全て事足りてしまうことです。

1級じゃないとできない整備はありません。

つまり極論、仕事上で1級は必要がないのです

この必ず必要としない部分がデメリットに感じます。

金銭面

 

これは資格の取得の仕方によりますが、専門学校で1級整備士まで取得しようとする場合、2級整備士を取得する金額にぶったしでざっくり200万円以上学費がかかります

私は専門学校へは行かず、実務経験を得て資格取得をしたのですが、受験料はタダは少なからずかかりますし、実技試験は講習へ通った為10万円以上、講習費用がかかりました。

かたがき的な意味合いの1級に対する費用・・という考え方をするならばめっさ高いと思ってしまいます^^;

よって金銭面もデメリットの一つとします。

 

時間

 

単純に資格取得にかかる時間が膨大です。

専門学校ならば2級取得に追加で2年間。

実務経験を得ての場合でも試験範囲が膨大なので勉強をする時間がかなりかかってしまいます。

この時間をどうとらえるか問題ですがこの時間も考え方でに寄りけりですがデメリットかなと思います。

昨今の1級整備士事情

 

昨今の一級整備士という資格の事情ですが、上記のデメリットの部分で2級で全てこと足りるという風に書きましたが、令和2年4月からの法令改正で特定整備の認証制度が始まりましたがこの新制度の整備主任者になるには1級整備士は講習試問(試験)などを受ける必要なく選任ができるという特権がつきました。

しかし先日整備振興会の人に試問の内容を聞いたところとてもやさしい難易度だったそうで個人的にあんまりパッとしない特権だと思っています^^;

 

中間とりまとめを読む限り、今後一級整備士の特権を増やしていこう的な流れになっているのでまたこのような特権が増えてくると考えています。

あと、合格率ですが令和になってから筆記試験の難易度が低くなっているように感じます。実際に合格率は約50%もあります。(その前の年は合格率約20パーセント)

ここ2年の問題傾向ならば過去問を全て理解すれば合格できる難易度になっていると思います。

受験するならば今がチャンスかもしれません☆

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まとめ

今回は1級整備士という資格について私が普段思っていることをメリット、デメリットを交えて解説をしてみました。

これはあくまで私の個人的な意見です。違った意見をお持ちの方はこういう意見もあるんだな・・程度に捉えていただければと思います。

また、一級整備士の資格取得を考えている人の参考になれば幸いです。

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