どうもこんにちわ 今回はAZR60系の(ノア ヴォクシー)のチェックランプ点灯P1653(SCV VSV系統)の不具合を解説していきます。
初期型のノア・ヴォクシーで上記の症状の車両の故障事例を整備士歴10年以上の一級整備士が解説します。
車両
AZR60
初年度平成13年
ご用命(症状)
現象確認
チェックランプ(P1653 SCV VSV系統)
アイドリングが時々震える
点検、診断
チェックランプから修理書を確認しSCV系統の断線、短絡が故障コードの検出条件とのこと。
他の故障コードの検出がなくこの故障系統の単体の不具合と仮定し、考えられるのはSCV本体、配線、エンジンコントロールコンピュータ。
故障コードを一旦消去し再度現象を確認するとすぐにはチェックランプはつかず、しばらくアイドリング状態にしていると点灯することを確認。(配線の完全な断線、短絡はしていないと予想)
とりあえずSCV本体の単体点検からしてみることに・・
修理書によれば端子間の抵抗を測定し基準値が33~39Ωとのこと。
実際に点検をすると・・8MΩ !!
内部での接触抵抗大ですね。
SCV本体の部品の交換をし無事正常復帰しました。
まとめ
トヨタの部品店に確認をしたところ部品の品番がかわっているそうなのでおそらく対策品に代わっているのかなぁと予想します(どのように変わっているかは部品店でも把握していないので。)まぁ無事なおってよかったです♪
昨今の法律改正でエンジンチェックランプが点灯すると車検に適合しなくなりました。
だからという訳ではないですが故障事例をブログをあげていきたいと思いますのでもしよろしければ覗いていってください^^
この型のノア、ヴォクシーの故障事例は他にも下記のような故障事例があります。
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