どうも こんにちわ 今回は日産セレナのハンドル旋回時にカタカタ音がするという故障事例をまとめていきたいと思います。
この記事を読むことでそのお悩みを解決できるかもしれません。
整備士歴10年の一級整備士が故障事例を解説します。
車両
HC26
平成26年
ご用命(症状)
ハンドルをきるとカタカタと音がする
現象確認
ハンドル旋回時にカタカタ音確認。
フロントの左側の方から音がする
ハンドルへの振動・・あり
ハンドルを切るときの一定角度の場所での音の発生を確認
停車時、低速時の音の発生を確認
リフトで車両を上げてタイヤが浮いた状態で現象確認→音が小さくなり僅かに異音を確認
点検診断
左前方から異音を確認したのでハンドルに振動が伝わるタイヤ、ショックあたりを触手にて点検
→左ショックアブソーバよりハンドル旋回時に振動の発生を確認。
具体的には
アッパー部→振動なし
スプリング部→振動発生大
ハンドルを切るとスプリングがずれてハンドルへの振動となり車内への異音が発生していることを確認しました。
原因の切り分けでスプリングを縮めてハンドル旋回を行うと音の発生がなくなりました。
異音の原因は左フロントのコイルスプリングまわりでした。
通常であればスプリングなのかまわりの部品なのかを絞って修理or交換を行う流れですが5年10万キロ経過前の車両なのでメーカーからの保証が適用になる可能性があるので購入したディーラーへ問い合わせを行ってみることに・・。
問い合わせを行った結果・・保証修理にて対応していただけることになりました。
交換した部品
ディーラーにて点検確認をしてもらった結果ショックのアッパ側(上側)のスプリングを支えている部分の不良とのことです。
取替をしてもらった部品が↓↓こちらです
まとめ
以上がセレナのハンドル旋回時異音の故障事例でした。
日産ディーラーの人に話を聞いたところ件数としてはかなり少ないけど同じ症状での作業は何回かしたことがあると言っておりました。
今回のように年式、時期によっては保証対応になることも多々ありますのでディーラーへの相談も重要だと思います。
もしこの記事と同じ音かもしれないと思ったら誰かにハンドルを回してもらいタイヤの上からスプリングを触ることではっきり振動が伝わってきますのでそこで判断ができるかと思います。
参考にしていただければ幸いです。
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