【故障事例】マツダデミオ(DY3W)エンジンチェックランプ点灯【P0401】解説

故障事例

どうもこんにちわ 今回はマツダデミオ(DY3W)のエンジンチェックランプ点灯の故障事例の解説をします。

デミオ(DY3W)
・エンジンチェックランプ点灯

デミオでエンジンチェックランプが点灯した場合、今回紹介する故障事例が原因の可能性があります。整備士歴10年以上の1級整備士が解説します。

車両

デミオ
型式:DY3W
初年度:H19年3月
走行距離:約14万㎞

ご用命(症状)

・エンジンチェックランプ 点灯

現象確認

・エンジンチェックランプ点灯を確認

・調子は特に変化は感じられず

点検、診断


エンジンチェックランプの内容を診断機をあててダイアグをチェック

出てきたのは・・

P0401 排気ガス再循環(EGR)システム流量不足

 

修理書によると、EGR開閉時にインテークマニホールドの圧力変化が低すぎる場合に点灯。
不具合の原因としてEGRバルブの固着、吸気圧センサ、ホース類、PCMなどが考えられます。

 

修理書を確認したところでさて点検

まずは常時起きているかどうかを確認するためにダイアグを一度消して(保存済)再度点灯するかを確認
→再度点灯せず

このことから常時不具合が出ていないということが分かる(電気的常時断線短絡系を否定)

EGRが動いているかどうかを診断機にて確認


EGRバルブを診断機で任意で動かしてみる
正常であればバルブ(ポジション)を動かしていくとエンジン不調になり最悪エンストする
→結果徐々にエンジン不調になり最後にはエンスト

このことから配線系の断線EGRバルブの完全固着ではないと判断

次にデータモニターにてEGRバルブのステップ数を確認

正常だと・・
アイドリング時0
車速を上げたときにステップ数が増加、その後2000~3000rpmを境に減少
点検結果
アイドリング時は0
車速を上げたときに若干増加。その後2000~3000rpmあたり増減しながら下がる
,

正常と比べた訳ではないけど、上がり方、下がり方がおかしくないか?という感じで疑問をもつ

とりあえずEGRが動いているというのは確定。動き的に他部品(センサ、PCM、配線)の完全死亡も否定(他のダイアグが点灯していない、データモニターの数値

予想として考えられるのがEGRバルブが固着気味、もしくはセンサーの特性ずれ、コンピューターなど
この中で私が構造的に一番可能性が高いのと思うのがEGRバルブの固着気味
.
この段階で一番可能性が高いEGRバルブ固着気味を念頭に入れて情報収集
マツダディーラーの経験がある整備士さんに話を聞くことができました。
マツダマスター

その症状ならばEGRバルブの可能性大ですね。

EGRバルブの可能性大というとても貴重な情報を頂きました。

.

点検から一番可能性が高い+マツダディーラー経験のある整備士さんからの情報でEGRバルブ不良と判断しました。

お客様にこの内容を説明し許可を頂きEGRバルブを交換する流れとなりました。

交換部品

交換作業はエアクリーナーBOXをずらすことでアクセスができます。

EGRバルブはボルト2本、ホース1本を外せば交換ができます。

交換部品

不具合部品にカーボンが大量についているのが分かります。中身の構造が変わっているのでおそらく対策部品に変更されていると予想されます。


交換作業後、ステップ数を確認しましたら不具合部品と比べてスムーズに数値が動いていることを確認。さらに作業サポートにて任意で動かしてみると不具合部品より早めにエンジン不調になることも確認しました。

 

部品交換にて無事に正常復帰しました。

まとめ

今回はマツダデミオ(DY3W)のエンジンチェックランプ点灯の故障事例を解説しました。

メーカーが示している正規の点検方法ではないかもしれませんが参考にしていただければ幸いです。
この記事で示すようにエンジンチェックランプ点灯したら一瞬で故障個所が判定できるという訳ではありません。自動車整備士は高額の診断機を使い時間をかけて身に付けた技術、経験を用いて点検整備を行っています。
医者と同じように診断料(点検費用)が掛かる場合がありますのでご理解いただければと思います。

 

 

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