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KTCフィルタオイルキャッチャーを実際に使ってみた感想レビュー

 


どうも こんにちわ 今回は KCTさんから販売してる商品の「フィルタオイルキャッチャー」を実際に使ってみて良かった点、改善をしてほしい点などを一級自動車整備士の私が個人的に思ったことをまとめていきたいと思います。

 

 

まずフィルタオイルキャッチャーとはなんぞや?

と思われている方もいらっしゃるかと思いますので説明をします。

 

 

KTC フィルタオイルキャッチャー AVP-6376 STRAIGHT/02-2778

KTC フィルタオイルキャッチャー AVP-6376 STRAIGHT/02-2778

 

 

 

フィルタオイルキャッチャーは下向きに装着されているオイルフィルタ(オイルエレメント)を手を汚さずに取り外しができるスーパーアイテムです。

オイルフィルタを交換する場合、オイルフィルタの取り外しをするタイミングでオイルがエンジンとオイルフィルタの接続部からオイルが垂れてきてしまい手が汚れてしまいます。

フィルタオイルキャッチャーをつかえばその垂れてくるオイルをキャッチしてくれて手が汚れないで作業を行える工具です。

 

 

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↑↑現物はこんな感じです。

 

私自身オイルフィルタ交換時に手が汚れてしまい業効率が悪く感じていましたのでフィルタオイルキャッチャーを購入して使っておりますので使用感などをまとめていきたいと思います。

 

 

 

 

 

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使ってみて感じた良い点

 

 

 

 

まずはなんと言っても手が汚れずに作業を行えるという点です。

 

これによって手を洗う(手袋を変えるor清掃する)手間と時間を短縮することができます。

 

この短縮された時間で他の作業を行えるので整備士からするとかなりありがたいことです。

 

 

 

 

仮にフィルタオイルキャッチャーを使わずオイルフィルタを交換する場合

 

・オイルで手が汚れると専用の石鹸で洗わないと油汚れが落ちない為、手があれてしまう。

 

・手袋で作業た場合もしかり消耗品の手袋の場合は手袋の費用がかさむ

 

・手袋を再使用するにしても清掃する時間がかかる。

 

・オイルフィルタレンチなどの取り外す工具もオイルで汚れてしまう。

 

 

 

 

 

フィルタオイルキャッチャーを使えば上記のマイナス面がなくなります。

 

 

 

 

 

ちなみにフィルタオイルキャッチャーは一般的な乗用車に用いられる4サイズのオイルフィルタの規格に対応しているのでこれ1つあるだけで乗用車のほとんどのオイルフィルタ交換作業をスムーズに行うことができます。

 

 

 

 

 

 

 

使ってみて感じた悪いところ 

 

 

 

まだ発売したばかりの工具なのでよい点ばかり書かれていることが多かったので私個人的な意見になりますが実際に使ってみての意見を書かせていただきます。

 

少し辛辣になるかもしれませんがこういう意見もあるんだという程度にとらえていただければ幸いです。

 

 

 

 

1、手間がかかる

 

まずフィルタオイルキャッチャーを使用するにあたって手が汚れないスーパーメリットがありますが通常のオイルフィルタ交換時より作業上で手間があります。

 

フィルタオイルキャッチャを使用せずオイルフィルタを交換する場合はフィルタレンチでオイルフィルタを緩めて取り外す流れになります

手が汚れるなどのデメリットがあれど作業的にはシンプル

 

しかし、フィルタオイルキャッチャーを使用する場合はまずフィルタレンチでオイルフィルタを緩めた後にフィルタオイルキャッチャーに付け替えてオイルフィルターをとりはずします

手は汚れないが付け替えなどの手間がかかる

 

 

フィルタオイルキャッチャーでは閉まっているオイルフィルタを緩めることができないので工具の付け替えなどの手間が生まれます。

 

 

 手間に関してはフィルタオイルキャッチャーを使用しなければ手が汚れて手を洗うことと比べれば全然悪いところにはあたらないと思いますが工具の付け替えが必要ということを知っていただければと思います。

 

 

 

2、作業にコツがいる

 

 

 上記で記載した通りフィルタオイルキャッチャーを使用する前にオイルフィルタを緩める必要があります。

 

この緩める加減に少しコツがいります。

 

 

 

オイルフィルタを緩めすぎてしまう

→フィルタオイルキャッチャーを装着する前にオイルフィルタからオイルが漏れ出てしまうことがあります。

 

 

オイルフィルタを緩め足らない

→フィルタオイルキャッチャーで緩まない

 

もしくは画像の青〇の部分が外れてしまう。(これ結構あります!

 

 

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オイルフィルタレンチがオイルフィルタにくっついてしまった時に取り外さなくてはならない。

→フィルタオイルキャッチャーを使用しなければそのままフィルタレンチがついたままオイルフィルタを取り外せばよいのですがフィルタオイルキャッチャーを装着するためにはオイルフィルタからフィルタレンチを取り外す必要があります。これも面倒だったりします。

 

↓↓かみこんでしまい手で取れなかったりして取り外す若干の手間になります。

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3、車種、エンジンによって使用ができない

 

下向きのオイルフィルタ以外は使用できないのは当たり前ですが下向き装着のオイルフィルタであっても取付位置やエンジン形状、カバーの位置などでフィルタオイルキャッチャーがあたってしまい使用ができないことがあります。

 

ちなみにトヨタのNZ型エンジンでも使用することはできますが窮屈で少し緩衝しています。(下記画像の赤〇の位置

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4、オイルを100%キャッチできない

 

緩めるスピード、エンジン形状などにもよると思うのですがフィルタオイルキャッチャーを使用しても写真のようにオイルが少し漏れ出てしまうことがあります。(私のやり方が悪いのかもしれませんが( ̄0 ̄;

 

 

 

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5、交換をし終わった後のフィルタオイルキャッチャーの処遇

 

フィルタオイルキャッチャーを使用して交換作業後にフィルタオイルキャッチャーをペットボトルをたてるように置こうとすると割りとバランスが悪くて倒れます

→オイルがこぼれる

 

フィルタオイルキャッチャーを収納する場所を設けるなどの工夫が必要になるかと思います。

 

 

以上が実際に私が使用していて思ったことです。

メリットがあってのデメリットなので人によっては全く気にならないかもしれませんが参考にしていただければ幸いです。

 

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まとめ

 

フィルタオイルキャッチャーは整備士目線で革命的な工具だと思います。

まだ使ったことがないという方は是非とも使ってみてはどうでしょうか?

 

KTC(京都機械工具) フィルタオイルキャッチャー AVP-6376

KTC(京都機械工具) フィルタオイルキャッチャー AVP-6376

 

 

ちなみにこのフィルタオイルキャッチャーが展示会でお披露目されて一般販売をする前に私が独自にフィルタオイルキャッチャーと同じ用途の工具を作ってみたりしています。こちらの記事もどうぞ。

 

www.kuruma1001.com

 

おわり