一級整備士の診療所

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【整備士向け】エアフロメーターの故障探求解説


どうもこんにちは 今回はエアフロメーターの故障探求についての基本的な流れを記事にしていきたいと思います。

 

昔、後輩整備士はチェックランプ点灯⇒リーン異常⇒エアフロメーター交換という流れを対して調べずに行っていたので

 

「なぜエアフロメーターを交換したの?」

 

と尋ねると

 

『いや、分からいけど前回、同じ症状でこれでなおったので。』

 

という回答を受けてなんとも言えない気持ちになったのを覚えています。

 

たぶん専門学校でエアフロメーターの故障探求をマスターしてくる人は少ないと思います。就職してから気づき学ぶ項目だと思います。でもその学びを放棄して前回もこれでなおったのでという考えることをしない選択肢はどうかと思います。

教えてなかった先輩が悪いのかな^^;?」

 

お客さんを相手にお金を頂く専門家として最高のパフォーマンスを出すために基本的な知識を共に勉強しましょう。

 

 

 

基本構造

 

 

エアフロメーターは、吸入空気の量を検出してエンジンのコンピュータに電気信号として送る部品です。

 

フラップ式、熱線式、カルマン渦式といった方式がありますがこれは予備知識くらいでよいかなぁと思います。

 

 

 

吸入空気量を検出したらどうなのよ?

 

 

エアフロメーター=吸入空気量を検出するもの

 

というのは専門学校でもよく勉強している?内容のようで把握している方が多いそうですが検出してなにをしているの?という問いに答えられない人もいるのでその辺はちょっと書いておきます

 

 

 

エアフロメーターで吸入空気量を検出してコンピューターは燃料と空気のバランスをみています。(他のセンサーの情報も含みます)

このバランスがずれるとコンピューターは燃料の量を調整して最適の状態を保とうとしています。

 

 

なのでエアフロメーターが検出している数字がずれると燃料噴射の量がずれるので結果的に車の調子が悪くなります。

 

 

 

 

例えるならば正常時100の空気と100燃料が必要だとします。空気の量が110に増えたらコンピュータは燃料を110に増やせと指示を出します。

 

エアフロメーターの故障で実際の空気が100.なのに150とコンピュータへ入力した結果150の燃料がでてきて空気が100、燃料が150となりリッチになります。

逆に実際の空気が100、エアフロメーター故障で50とコンピューターへ入力すると50の燃料が出力され空気が100、燃料が50となりリーンになります。

 

 

 

そのバランスが極端にずれるとリッチやリーンのチェックランプがつきます。

エアフロメーター単体で断線や短絡になってしまうとエアフロメーターのチェックランプがつきます。

 

 

 

点検方法

 

まず症状によりますがエアフロメーターがからむ故障は・・

1エアフロメーターに関するチェックランプが点灯する

2リッチ、リーン系のチェックランプが点灯する

3エンジンの調子が悪い(空燃費系)

 

 

1エアフロメーターの故障はエアフロメーター単体の断線、短絡、コンピュータ、配線の断線、短絡あたりになるので修理書で確認してみましょう。

 

2、3の場合はエアフロメーターとは限らないのでエアフロメーターかどうかの点検が必要になってきます。

 

 

データモニターでの補正値などを参考にして空燃費のズレを確認してエアフロメーターの可能性があるのならばエアフロメーターが検出している電圧(吸入空気量)を確認します

 

 

 

IG、ONでの数字を確認して特性ずれがあるかどうかを確認しましょう

 

 

トヨタ(NCP系)の場合は基準値

1.6~170.0(g/s)

 

 

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単位を変えると180g/sなのでこれは外れていますね
 

日産の場合は’(E11)

0.4V

 

 

 

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この数字がずれると上記に記載した空気と燃料のバランスがくずれ調子が悪くなります。

 

 

 

メーカーによってはアイドリング時などの正常値も記載されているので修理書を確認しましょう。

 

 

 

まとめ

 

今回は空燃比からみるエアフロメーターの基本的な構造を簡単に記事にしてみました。

空燃費は整備士をやっていく上で必ずマスターをしなくてはならない項目だと思います。一級整備士にもこの手の問題が出てくるので今後記事にしていく予定です(まだまだ先になりそうですが^^;