どうもこんにちわ 今回は軽貨物自動車に乗っているお客様よりタイヤ交換を依頼され
乗用タイヤの方が安いから乗用タイヤで交換をしてください
と依頼を受けたので履けるかを確認する方法を調べましたので紹介をしていきます。
昔は貨物用のタイヤでないとダメだったのですが法改正により一部条件を満たせば装着が可能となりました。
貨物車が乗用タイヤを履くことができる条件
条件は大きく分けて2つあります。
タイヤの耐荷重が車両にかかる荷重に耐えられるかどうか。
2つ目は
ホイール(アルミ)がJWL-Tのマークが付いているものとなっているか。
この2点について説明をしていきます
タイヤの耐荷重が車両にかかる荷重に耐えられるかどうか
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タイヤにはLI(ロードインデックス)と呼ばれるタイヤが支えることができる最大負荷能力を示す数値があります。
簡単に言えばタイヤにかかる荷重の限度値です。これを超えてしまうと装着できなくなります。
逆に言えばこの最大負荷能力以内に車両の耐荷重が収まれば乗用タイヤを装着できます。
ホイール(アルミ)がJWL-Tのマークが付いているものとなっているか
まずスチールホイールはもちろん装着可能です。
乗用タイヤを履こうとする人のほとんどがアルミホイールで乗用タイヤを履きたい人がおおいと思いますのでアルミホイールでJWL-Tのマークが付いていることを確認してください。
基本的にはついていると思いますがついていないとそのアルミホイールは貨物車両には装着することができません。
乗用タイヤを履けるかの確認方法
純正タイヤから負荷荷重を計算
上記で述べたLI(ロードインデックス)が車両の荷重を超えなければ良いわけですから
純正のタイヤサイズを確認し、そのタイヤの最大荷重と同等もしくは多きものを装着すれば荷重の要件は満たされます。
なので純正のタイヤサイズから最大荷重を確認しましょう。
下記のサイトが確認しやすかったです。
車検証から最大荷重を計算
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確認方法はもう一つありましてこれは振興会に問い合わせをして聞いた方法です。
それは車検証の情報から車両の最大荷重を計算するという方法です。
ただし、これは前後左右でどれだけの負荷荷重差がでるかは明確に分からないので乗車定員などを多めに振り分けて計算を行えば大丈夫だろうとアドバイスをもらいました。
例えば前のタイヤ2本にかかる荷重が知りたい場合は車検証を確認し
を行えば前側にかかる荷重がわかり÷2をすれば1本あたりにかかる荷重を求めることができます。
後ろの場合は
をつかって求めましょう。
乗車人数は車両によってどこのタイヤに荷重がかかるかは明確に判断できないと思いますので多めの乗車定員の人数で計算をすれば最大負荷荷重を超えることはないと思います。
計算が終わったら乗用タイヤのLI(ロードインデックス)を確認して範囲内となるタイヤを装着すればokです。
まとめ
今回は貨物車両に乗用タイヤを履けるかを確認する方法でした。
この仕組みを把握しておけば貨物車両で乗用タイヤを装着した車両が入庫した場合も役立つと思います。
是非とも参考にしていただければ幸いです。
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