2016年11月に、平成23年から平成28年に生産したデリカD:2 の一部車両につきまして、保証延長がでていますので整備士歴10年以上の一級整備士がこの保証延長をかみ砕いて解説をしていきます。
同じタイミングで同じ車種のほぼ同じCVTの保証延長も発表されています。
車種と故障個所はほぼ同じですが症状、車台番号は違いますので詳しくは下記の記事から確認できます。↓↓
内容
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CVTにおいて、登坂走行や高速連続走行などの高負荷運転を繰り返すと、トルクコンバーターから内部ギヤにつながる入力軸を保持するベアリングが剥離摩耗し円滑に転がらなくなるため、異音(ガラガラ音・ゴー音・ジャー音)が発生する場合があります。このため、当該現象については、下記の通り、保証期間を延長いたします。三菱自動車販売会社で点検の結果、当保証期間延長に該当する場合は、CVTを補修用部品と交換(無償)させていただきます内容を入力してください。
簡略するとエンジンの隣にあるCVTというエンジンの力をタイヤに伝える部品が壊れてしまいガラガラ、ゴー音などの異音が発生してしまう可能性があります。とのこと
対象車種
詳しい車台ナンバーはこちら
車名 型式 通称名 保証延長対象車の
車台番号の範囲及び製作期間三菱 DBA-MB15S デリカD:2 MB15S-100001 ~ MB15S-258866
平成23年2月19日 ~ 平成27年7月31日MB15S-400002 ~ MB15S-512284
平成23年12月1日 ~ 平成27年7月31日MB15S-950001 ~ MB15S-952228
平成24年3月1日 ~ 平成24年5月31日DAA-MB36S MB36S-100003 ~ MB36S-103161
平成27年11月23日 ~ 平成28年4月4日MB36S-600003 ~ MB36S-601510
平成27年12月1日 ~ 平成28年4月2日注意 対象車の製作期間は、ご購入の時期とは異なります。 また、新車を登録した日は、メンテナンスノートの保証書でご確認頂けます。 (目安として、車検証の初度登録年月で新車を登録した年月を確認できます)
保証期間
従来
新車を登録した日から
5年または10万Km以内
保証延長
新車を登録した日から
10年以内
修理内容
三菱ディーラーにて点検をしてもらい結果、保証期間延長に該当する場合は、無償でCVTを補修用部品と交換してもらえるそうです。
実際にどうすればよいの?
CVTからの異音を感じた場合は三菱ディーターへ問い合わせを行って点検の予約をして点検をしてもらってください。
※直接は行かず電話にて点検日時の予約をとってからご来店くださいとホームページにも記載があります。
まとめ
以上がデリカD:2 CVTの保証期間延長保証期間延長に対するまとめでした。
保証延長はリコールとは違い、ハガキなどで通知がくるものではありません。
症状がでていたとしてもディーラーに診てもらわないと作業をしてもらえません。
民間の整備工場さんも保証延長について把握していなければ保証期間が過ぎていた場合通常料金での請求を受けてしまうかもしれませんのでお車を乗っているユーザーだけでなく整備工場の人も保証延長の把握をしていただければと思います。
出典:保証期間延長等のその他のお知らせ | リコール等の重要なお知らせ | MITSUBISHI MOTORS JAPAN
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