どうもこんにちわ 今回はダイハツハイゼットで凸凹道でガタガタ音がするという故障事例に対して解説を行っていきたいと思います。

整備士歴10年以上の一級整備士が故障事例をまとめましたので参考にどうぞ!!
車両
ハイゼット
S210P
ご用命(症状)
凸凹道を走行中に前方よりガタガタ音がする時があるとのこと。
現象確認
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お客様同乗にて低速時の凸凹道走行中に前方よりガタ音を確認するも同乗時は確認できず。
問診によると前方時、後方時共に音がするとのこと
たまにしかでない
左右だと左側?かなぁとのこと
その後お客様不在時にガタ音を確認(1度)→下廻りっぽい音
点検、診断
確認した音を頼りに前方の下廻りを点検
リフトアップをしてガタ、ショックなどを目視にて点検→良好
過去にスプリングに石がはさまっていて音がでていた車両もみたことがあったのでその辺も踏まえて点検しました。
音の位置的にどうしてもショックが怪しかったのでショックアブソーバーを取り外し点検
取り付けの緩みアッパの緩みも良好。
上の写真の中にあるブッシュを確認すると・・
ブッシュ?がボロボロに粉砕されていました。
このブシュが異音に影響を与えていると予想をしとりあえずお客様に状況を説明をし交換承諾。
ちなみに新しく来た部品がこれ。

新品雪だるまやん!!
もともとついていたピンクの部品が2段構造だったのかはわかりません^^;
新しい部品の構造が変わって2段になったのかもわかりませんがとりあえず部品を交換しました。
ちなみに反対側はどうなんだろうと反対側も外してみると全く同じような状況でした。
これも承諾を得て交換をして作業完了としました。
その後試運転をしばらく行い異音が確認できなかった為、納車となりました。
まとめ
以上が凸凹道走行時のガタガタ音の解説でした。
今回私自身が音をほぼ確認できていない状況での故障事例となりますのでこんな事例もあるんだ・・程度の感覚で参考にしていただければ幸いです。
お客様へは音がまたでましたらお声がけくださいと伝えてあり、そこから数日経っているので改善したと信じています(願い)また進捗がありましたらコメントか記事にしておきます。
おわり
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