どうもこんにちわ。今回はハイブリット車である新型プリウスのブレーキオイルの交換方法を解説していきたいと思います。

元トヨタ系ディーラーでエンジニアリーダーだった私が診断機を使わないでブレーキフルードを交換する方法を解説します
作業方法
タイヤを4本取り外す
ブレーキ制御禁止モードへ入れる
ブレーキ制御禁止モードの入れ方
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ブレーキ制御禁止モードに入れるにあたっての前条件
シフトポジション P
サイドブレーキ ON
※サイドブレーキをONをするのが忘れがちなのでサイドブレーキがちゃんと踏まれているか確認しましょう
前条件の状況にしたうえで
2、シフトポジションをNにしてブレーキを5秒以内に8回以上踏む
3、シフトポジションをPにしてブレーキを5秒以内に8回以上踏む
4、シフトポジションをNにしてブレーキを5秒以内に8回以上踏む
5、シフトポジションをPにする
モード移行が成功した場合黄色の!マーク(ブレーキウォーニングランプ)が高速で点滅します。(下記画像参照)
点滅することでブレーキ制御禁止モードとなりブレーキフルードを交換できる状態となります。
マスタシリンダの上に位置するカウルトップベンチレータルーバーのカバーを外す
ブレーキフルードを補充するためのカバーを外します。(ツメとかん合でついています)
ブレーキフルードを交換する
①マスタシリンダーのキャップを開けブレーキフルードをリザーバのMIN-MAXの間まで補充する(常にMINを下回らないようにする)
②ブレーキペダルを数回踏み込んで、ブレーキペダルを踏み込んだまま、フロントディスクブレーキシリンダASSY のブリーダプラグをゆるめる
③ブレーキフルードが出てこなくなった時点で、ブリーダプラグを締め付け、ブレーキペダルを放す
フロントトルク8.3 N・m (85 kgf・cm)
リヤトルク:11 N・m (112 kgf・cm)
ブレーキフルード液量調整
漏れ点検を行い、ポンプモータ停止後のブレーキフルード液面がリザーバの補助ラインの位置になるようにブレーキフルード量を調整する
復元する
キャップを付け外した部品を復元をする。
タイヤを4本取り付ける
以上で完了です。
まとめ
ブレーキフルードを診断装置を使わずに交換する方法でした。
もし診断装置がある場合は確実に診断装置を使ってブレーキフルードの取り換え作業を行った方が良いと思います。(簡単だし予期せぬチェックランプ点灯にも対応できます)
この作業は分解作業に該当しますのでに国に認められた工場(認証工場)で作業を行うことをおすすめします。
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