アクア、カローラ、シエンタの一部車両からドアミラー格納不良の故障につきまして保証延長の処置がとられましたので解説をしておきます。

その症状の場合、保証(無料で)で対応してもらえるかもしれません。詳細を元トヨタ系ディーラーでエンジニアリーダーを経験した私が解説をします。
発表時期
平成29年8月
内容
ドアミラーにおいて、日射の温度上昇により内部の樹脂部品(リトラクタ)が一時的に膨張して動きがしぶくなり、電動で格納や復帰ができなくなることがあります。
当該現象が発生し修理をご用命の場合、下記の通り無料にて修理対応致します。 出典:toyota.jp アフターサービス | リコール等情報 | 2017年 | アクアなど ドアミラーの修理

簡単に言うと長年使っていくとドアミラーの格納機能が壊れてしまう可能性がありますよ~とのことです。
対象車種
カローラアクシオ
カローラフィールダー
シエンタ
の一部車両です。詳しい年式、型式などは内容の出典にあるサイトに記載がありますので参考にしてください。
保証期間
通常3年または6万㌔以内が7年以内になります(距離の縛りはなし)
修理内容
ディーラーで実際に確認点検をしてドアミラー内部の樹脂部品(リトラクタ)、またはドアミラー全体を交換してくれます。
修理金額
部品代、工賃共に無料です。
実際にどうすればよいの?
上記のサイトで対象と思われるお車でドアミラーが調子が悪い場合、最寄りのトヨタディーラーへお問合せください。
対象かどうかわからなくても違和感があった場合まず最寄りのトヨタディーラーへ相談するのが一番だと思います。
まとめ
保証延長はリコールとは違いはがきなどで通知がくるものではありません。
なので現象がでていたとしてもディーラーに診てもらわないと作業をしてもらえません。また保証期間が過ぎてしまっていると有償になってしまいます。
民間の整備工場さんも保証延長について把握していなければ保証期間が過ぎていた場合通常料金での請求を受けてしまうかもしれませんのでお車を乗っているユーザーだけでなく整備工場の人も保証延長の把握をしていただければと思います。
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