どうもこんにちわ 今回はヘッドライト黄ばみ、汚れを除去するアイテムヘッドライトリムーバーを実際に施工してみて使用方法、失敗例を紹介します。
同じ地域の同業者がヘッドライトリムーバーを採用しており、「ちゃんとした手順で行えばかなり良い商品だよ」と教えていただき実際に購入して試してみることにしました。
そんなお悩みを整備士歴10年以上の1級整備士が、実際にヘッドライトリムーバーを施工して失敗したこと、注意点などを紹介します。
ヘッドライトリムーバーとは?
簡単に説明をするとヘッドライトのコーティング剤です。
専用の液を熱して、熱した蒸気で磨いたヘッドライトを溶かすことでライトをピカピカコーティングできるという他のライトコーティング系アイテムとは一味違ったものとなっています。
施工前に用意するもの
施工方法を紹介する前に施工時必要になる物を紹介しておきます。
・サンダー
・防塵マスク
・サンダー
ヘッドライトを磨くためにつかうサンダーです。私は下記の商品を使っていますが角を綺麗に磨くためには四角いタイプもありだと思います。ダブルアクションがおすすめです。
・防塵マスク
施工中の蒸気が有害だそうなので自分の身を守るためにもマスクは用意しておきましょう。
施工方法
施工方法を紹介します。
ヘッドライトまわりをマスキング
ヘッドライトを外して施工する場合は不要ですが、外さずに施工する場合はヘッドライトのまわりをマスキングして保護しましょう。
磨く
耐水ペーパーで磨きましょう。ヘッドライトの傷の具合にもよりますが私は600番くらいから順に2000番まで時間をかけてサンダーで磨きます。
溶剤を入れて熱する
溶剤をスチーマーポッドに3分の1ほど注ぎ電源コンセント入れて加熱します。
スチームする
蒸気がでたらヘッドライトに蒸気をあてます。施工は均一に行うようにしましょう。
注意点
・ライトの状態が良くない場合は粗すぎるペーパーからスタートしない
・スチーマーは高温になるので注意する
・施工は風のない通気性の良い場所で施工する
・施工中は有害なのでマスクを着用しましょう
失敗例
私が実際に複数台施工して失敗をしてしまったものがあります。アウトプットのために紹介します。
磨き不足
サンダーを使う前に、手でペーパーをかけて施工をしました。結果、施工に小傷が目立つようになってしまいました。これは磨き不足が原因と考えられます。
手磨きとはいえかなり根気強く磨いたもののこの結果だったのでサンダーは必須かな?と感じました。
スチーマーがライトに接触
スチーム中にライトに近づけすぎていまいライトに接触してしまいました。接触するとライトを溶かしてしまい深い線傷がはいってしまいます。
スチーマーをライトに接触しないように注意して施工しましょう。
同じところをあてすぎない
私はこの症状にはなりませんでしたが、同じところにスチームをあてすぎると硬化する時にひび割れが発生する可能性があると要領書に記載がありました。
アドバイス
はじめまして。
もう結構な台数をこなしてきましたが、クラックが入るのは下処理が足りない場合に起こってます。
自分はダブルアクションで400→600→800→1000→1500
と段階踏んでて、ライトの形状にもよりますが下処理で約1時間は掛けてます。結構根気のいる作業なので、あまりしたくないです😅
— メ🐽ターボ@たかがコンマ1t (@meturbo3) April 7, 2021
私のTwitterの投稿に対して複数台経験者から「下処理が重要。時間をかけてる。」といったコメントを頂きました。
私も施工していて感じましたが下処理の磨き作業はかなり大事です。
ピカピカのライトのために根気強く磨きましょう♪
完成例
実際に施工をしたライトです。
ビフォー
綺麗になっているのが一目瞭然です♪
まとめ
今回はヘッドライト黄ばみ、汚れを除去するアイテムヘッドライトリムーバーを実際に施工してみて使用方法、失敗例を紹介しました。参考にしていただければ幸いです。
施工をする場合は安全面に十分注意して、私のような失敗をしないようにチャレンジしてみてください♪
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