【故障事例】ホンダ ザッツ JD1 エンジン不調 オイル漏れ 解説

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故障事例

どうもこんにちわ 今回はホンダ ザッツ(JD1)のエンジン不調の車両が入庫しましたので不具合を解説していきます。

ホンダ ザッツ(JD1)
・エンジンが震える
・加速時ガタつく

上記のような症状がでた場合、今回紹介する故障事例が原因の可能性があります。整備士歴10年以上の1級整備士が解説します。

車両

ザッツ
JD1

走行距離:約13万キロ

ご用命(症状)

・エンジンがブルブル震える
・加速時にガタつく

現象確認


・アイドリング時エンジン振動を確認(常時)
・走行試運転→速度が上がるとエンジン振動は若干少なく感じるが振動していることを確認
・加速時若干のもたつきを確認

・ダイアグはなし

点検、診断

・常時エンジン振動しているのでエンジンルームを目視による点検。
⇒ヘットカバーガスケット、タペットサーキュラー(ヘットカバー横にある丸いカバー)よりエンジンオイル漏れを確認

・常時エンジン不良ということで1発死んでいる可能性があるのでパワーバランス点検を実施(一番簡単にできそうなのがイグニッションコイルなのでイグニッションコイルを使い実施)
3番シリンダー死亡のお知らせ(3番のコイルを外しても変化なし)
→プラグ、コイル、圧縮、燃料の切り分けを行うべく簡単にできるコイルを2番と3番で付替える(コイル点検)
→不具合現象が2番に移動⇒イグニッションコイル不良確定

・加速不良からスパークプラグも点検
スパークプラグにエンジンオイルの侵入を確認

診断として、エンジンオイル漏れからスパークプラグが失火気味になり不調と判断。+イグニッションコイル不良発生(因果関係があるの可能性あり)

お客様に了解を得てヘットカバーガスケットセット、スパークプラグ、イグニッション子オイルを交換しまして正常復帰し作業完了としました。

最強フォロワー様達からの貴重な意見


この症状だけをTwitterに投稿したところ私の最強フォロワー様より貴重なご意見、情報をいただのでご紹介しておきます。

私自身は数回この故障事例に遭遇したことがあります。ディーラーなど入庫台数の多い現場目線だと持病レベルの故障事例とのことです。

まとめ

今回はホンダ ザッツ(JD1)のエンジン不調の故障事例について解説してみました。

エンジンオイル漏れとエンジン不調が重なりうるのでイグニッションコイル不良時などは合わせてエンジンオイル漏れ点検を実施すると良いかと思います。

参考にしていただければ幸いです。

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