【故障事例】プリウス(ZVW30)エアバック警告灯点灯 B1826

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故障事例

どうもこんにちわ 今回はZVW30プリウスのエアバック警告灯点灯の故障事例を解説します。

プリウス
・エアバック警告灯が点灯した
・診断機で確認したらB1826の警告灯だった

上記のような症状の場合、今回紹介する故障事例が原因の可能性があります。整備士歴15年以上の1級整備士が解説します。

動画

この記事の内容を動画にしてみました♪

車両

プリウス
型式:ZVW30
初年度:H21年
走行距離:約15万㎞

ご用命(症状)

・エアバックの警告灯が点灯した

現象確認

エアバック警告灯の点灯を確認

点検、診断

診断機にてダイアグコードを確認

B1826 フロントシートエアバッグLH点火回路(断線) 
このコードを簡単に説明すると助手席のエアバック回路のどこかで断線が発生していますという内容です。

回路図を簡略化するこんな感じです。

原因としてはエアバック本体、配線、コンピュータが考えられます。

 

余談ですがエアバックの点検ではサーキットテスターで抵抗を測っては絶対だめです。最悪エアバックが展開します。

この前情報を踏まえて点検を行います。

点検の手順としては、配線を単体にしての導通点検(配線の点検)、エアバックのコネクタを短絡させて短絡のダイアグコードが出るかの点検(配線、コンピュータ内で断線が発生しているかが確認できる)がありますが、まずは一番診やすいであろうコネクタがちゃんと接続されているかを確認します。

→コネクタを外して点検→ちゃんと接続はされていた。目視で見るかぎり異常性は感じられず。

→復元後・・メーターを確認すると警告灯が消灯しました

 

その後症状が確認できず正常復帰してしまったため、コネクタ部の接触不良が原因と判断しました。

部品的に交換すると配線ASSYになる旨をお客様に相談をしたところ、清掃、コンタクトスプレー塗布にて作業完了となりました。

 

まとめ

今回はプリウスのエアバック警告灯点灯の故障事例について解説してみました。

エアバックの警告灯が点灯した状態だと、万が一の事故の時にエアバックが展開しなかったり、車検に受かりません。

安心安全なカーライフの為にも警告灯が点灯したら最寄りの自動車修理工場へすぐに相談をしましょう。

参考にしていただれれば幸いです。

 

今回は軽修理で済みましたが、仮にエアバックの部品(本体、配線ASSY、コンピューターASSY)だと高額な部品交換作業になります。もしも修理をしないで車を買い替えるかも?と考えている人は今乗っている車を査定してみるというのも一つの手段です。
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