【故障事例】タント(LA600S)B2278 エンジンSW信号異常 解説

故障事例

どうもこんにちわ 今回はダイハツ タント(LA600S)キーフリー警告灯 点灯 B2278 エンジンSW信号異常の故障事例を解説します。

タント(LA600S)
・キーフリー警告灯が点灯した
・プッシュスタートボタンを押してもエンジンが始動しない
・プッシュスタートボタンを押してもエンジンが停止しない

上記のような症状の場合、今回紹介する故障事例が原因の可能性があります。整備士歴10年以上の1級整備士が解説します。

車両

タント
型式:LA600S
初年度:H28年
走行距離:約8万㎞

ご用命(症状)

・カギの警告灯が付いた
・5回に1回くらいしかプッシュスタートが反応しない

現象確認

・キーフリー警告灯の点灯を確認

・プッシュスタートスイッチが数回に一回しか反応しないことを確認
プッシュスタートの色が正常に変化することを確認(オレンジ、緑)

点検、診断

診断機にてダイアグを確認

B2278 エンジンスイッチ信号異常

B2278 エンジンスイッチ信号異常とは・・
プッシュスタートからの信号(SS1,SS2)が断線、短絡などの異常がある時に点灯する。
具体的にはボデーECU~プッシュスイッチ間の通信異常、ボデーECUに異常がある時、プッシュスタートスイッチに異常がある時に点灯
・一応ダイアグを消去し再度プッシュスタートを押すとダイアグが点灯することを確認
→現在進行形で症状がでている(症状でているけど一応確認でやりました)

・SS1,SS2のデータモニターを確認しつつ現象再現を行う
→正常ならばボタンを押せばSS1とSS2がONになり作動するが、ボタンが反応ない時はSS1,SS2ともにOFFのままであることを確認
→→データモニター上ではプッシュスタートを押していないことになっている?

・違う配線であるSS1とSS1が同じ動きをしていることから配線、アース不良は除外しプッシュスタートの単体点検を行う
→プッシュスタートスイッチ単体点検。プッシュスタートスイッチを押した時SS1、SS2の導通を点検。正常であれば導通があるのだけれど、導通なし
→→プッシュスタートスイッチの接触不良と判断

交換部品

 

 

交換部品を比べてみると、色や形状が異なっています。

もしかしたら何らかの対策された部品かもしてないと淡い期待をしています。

部品を交換し正常復帰しました

余談

本来はここで故障事例解説は終わりなのですが、診断をしていて腑に落ちなかったことがあったのでここでだらだらと書いておきます。

それは、警告灯から関係のある部分はSS1とSS2の配線という修理書の表記のもと、故障診断を進めましたがデータモニターを確認しながら警告灯が点灯したタイミングがボタンを押しても反応していないタイミング(データモニター上はSS1、SS2ともに変化なし)でした。

単体点検の結果からスイッチの断線状態と仮定できる。でも、警告灯は点灯。スイッチは断線状態にあるから押していないのと同じ状態。なぜ警告灯は点灯?

修理書の情報不足?データモニターのレスポンス?私の理解力不足?

新型解説書も確認しましたが詳しい記載がなかったので。相談窓口からダイハツサービス本部に問い合わせてみました。

問い合わせた結果、サービス本部の人と考え方は私とおおむね同じ。修理書にそこまでの情報を載せていないのでしょうね。という結論で話は終わりました。

ちなみにプッシュスタートスイッチにはSS1,SS2の他にアースを含めて7本配線が来ているので修理書には載っていないが、他の部分は押している判定だけどSS1、SS2の情報がきていないから断線という判断をして警告灯を点灯させたのかな?と想像しています。

まとめ

今回はタント(LA600S)キーフリー警告灯 点灯 B2278 エンジンSW信号異常について解説してみました。

警告灯が点灯した場合、早めの自動車整備工場への入庫をおすすめします(ちゃんと連絡してか予約をとってから入庫をしよう)

参考にしていただければ幸いです。

 

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