どうもこんにちわ 今回はフリーランス整備士にとってなにか良い保険はないかと調べた時にフリーナンスというサービスにたどり着き調べてみたらかなり良いサービスだったので詳しく解説します。
・フリーランス整備士だけど保険について知りたい
・フリーナンスの入り方が知りたい

そんなお悩みを1級整備士でブログ歴4年の私が徹底解説致します!!
フリーナンスとは?
フリーナンスとは一言で言えばフリーランスが加入できる保険です。
保険の内容として屋号での口座開設、仕事中の補償、所得補償の保険加入などがあります。しかも無料で補償を受けられるサービスがたくさんあります。下記で詳しく解説していきます。
フリーナンスでできること
フリーナンスでできることをまとめると・・
・請求書を現金化
・仕事のミスを補償
・所得補償
・バーチャルオフィスを持てる
屋号名で登録できるフリーナンス口座開設

振り込んでもらう際、屋号名の方が相手への信頼感も増えそうですね♪
振込手数料無料なのもありがたい!!
請求書を現金化

普段このサービスを利用しなくても部品代の立て替えなど即現金が必要になった予期せぬ事態のときの選択肢となりうるので無料登録 はしておきましょう♪
仕事のミスを補償

実際にフリーランス整備士がどのような補償を受けられるのかをうちの工場の保険担当さんに聞きましたので下記にて詳しく解説をします。
所得補償
・医師の診査が不要で加入手続きが簡単
・最長1年間補償
・仕事以外でのケガ、病気でも補償
・天災(地震、噴火、津波)によるケガでも補償

万が一の事態に備えての所得補償にお得に加入することができるのはありがたいです
バーチャルオフィスが持てる

出張整備がメインで自分の住所を使いたくないフリーランス整備士にもおすすめです
業務上の補償でどんな内容がフリーランス整備士に適応できるのか?
無料の会員登録をするだけで付帯される「業務遂行中の事故」、「仕事の結果の事故」、「受託物の事故」はフリーランス整備士にどう適用されるのかをうちの工場の保険会社の担当さんに確認してもらいました。
「業務遂行中の事故」
業務遂行中の事故に関して結論から言うと、フリーランス整備士の業務遂行中の事故は補償の対象とはなりません。
この業務遂行中の事故の保険は『施設管理者特約』という特約名となり、内容は被保険者が施設の欠陥や管理上の不備が原因で生じた事故、施設の内外で行う製造・販売・サービス業務等のフリーランス業務の遂行に起因して生じた事故により、他人の身体の障害または財物の損壊について法律上の損害賠償責任を負担した場合に、保険金をお支払いする特約です。
しかし、この特約は自動車、原動機付自転車に関する内容は対象外とあらましに記載されています。
担当さんも出張整備を含めた自動車に関係する業務遂行中の事故は補償対象にはならないとの見解でした。
ちなみに自動車整備に関する業務遂行中の自動車の事故の補償は自動車管理者賠償責任保険という保険での対応となるのですが、この保険はガレージや整備工場を経営している人へ向けた保険なので拠点をもたない出張整備士には加入することはできません。

サイトの例を見ると補償対象っぽくみえますが、自動車整備業では業務遂行中の保険は使えません
仕事の結果の事故
仕事の結果の事故は生産物賠償責任特約で、別名PL保険と呼ばれるものです。
内容としては、被保険者が製造・販売した生産物の欠陥が原因で生じた事故、仕事の結果に起因して発生した事故により他人の身体の障害または財物の損壊について法律上の損害賠償責任を負担した場合に保険金をお支払いする。
担当さんに確認したとろ、このPL保険に関しては、自動車整備業でも補償対象になるとの見解でした。
具体的には、整備に欠陥がありその欠陥が原因で事故を起こしてしまった場合の賠償責任を補償できる。とのことでした。

無料登録するだけでこの万が一の事態にそなえることができます。
受託物の事故
受諾物の事故は受諾者特約という特約の名称で内容は、被保険者が占有・使用する、直接作業を加えているまたは借りている財物(リース・レンタル財物および支給財物は含まれません。)(管理下財物)の損壊について、被保険者が正当な権利(所有権等)を有する者に対して法律上の損害賠償責任を負担した場合に、保険金をお支払するといった特約です。
この受諾者特約に関してもあらましに支払いできない例として自動車、原動機付自転車があげられています。なので財物が自動車であれば補償対象にはなりません。
担当さんに確認したところ自動車は対象にならないが、整備中に整備(車)とは関係のない部分で財物に損壊を与えてしまった場合の損害賠償については補償になるかもしれないとの見解でした。かもしれないという言い方をしたのはケースバイケースになりそうとのことでした。
例)ナビゲーション取り付け作業中インパネに置いてあった人形を壊してしまったなど
こういった場合はおそらく対象になるだろうとも話してくれました。

自動車は補償対象にはならないけど自動車とは関係ない財物の損壊補償はなりうる。
まとめると・・
業務遂行中の事故 | × | 自動車は対象外 |
仕事の結果の事故 | 〇 | 整備の欠陥が原因で事故になってしまった場合補償 |
受託物の事故 | △ | 自動車は対象外。自動車以外の財物を損壊させてしまった場合補償 |
詳しい内容はあんしん補償Basicのあらましでご確認ください
フリーナンスの加入までの流れ
フリーナンスのフリープランに加入する流れを解説します。
こちらをクリック後無料で登録から登録することができます。
事前に準備していただくものとしてメインバンクの口座情報、公的身分証(運転免許証、マイナンバーカード、住民基本台帳カード(顔写真があるもの)のうち一つ)が必要となりますので登録時に用意しましょう。
・メインバンクの口座情報
・公的身分証(運転免許証、マイナンバーカード、住民基本台帳カード(顔写真があるもの)のうち一つ)
・個人事業主開業届(屋号で口座開設しなければ必要なし)
個人として利用か法人として利用かを選びます。
基本情報(名前、ペンネーム、生年月日、屋号、性別、郵便番号、住所、職種、職歴、おおよその請求書1枚の平均請求額、おおよその月間平均売上、サイトのURL)を入力します。


会員登録の流れは以上です。
必要情報があれば必要事項を記入するだけなのでスムーズに登録できるかと思います。
まとめ
・請求書を現金化
・仕事のミスを補償
・所得補償
・バーチャルオフィスを持てる
今回はフリーランス整備士の保険は?という目線でフリーナンスについて解説しました。
屋号名で手数料無料の口座開設、請求書の現金化、業務中の補償、休業保険などフリーランス整備士にとって必要になりうるものがそろっているサービスです。
業務中の補償が一部対象外になるとはいえ、無料のフリープランにはデメリットが全くありません。とりあえず無料登録をしておきましょう。
参考にしていただければ幸いです。
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